機械学習を用いたアフリカツメガエルの無染色血球の自動検出

北村 快きたむら かい

卒業論文, 2021年08月01日

血球や造血の研究において、血球の計数は無くてはならない作業である。従来の手法では、 血球計数装置と他の実験装置や、化学物質を用いた染色が必要であり、時間がかかる作業 であった。そこで、本研究ではオブジェクト検出アルゴリズムである「you only look once」 (YOLO)を用いてアフリカツメガエルの無染色血球を自動的に識別・計数する手法に取り 組んだ。学習に用いるデータセットを変更、増強することで、モデルの性能の比較を行った。 その結果、元々のデータセットを明るさをランダムで変更し増強したものが、最も精度が高 くなった。しかし、いずれのデータセットで学習しても、白血球と栓球の識別の精度は、実 用レベルには至らなかった。これは、赤血球に対する白血球と栓球のラベル付きオブジェク トの割合が低すぎることが大きな要因であると考えられる。

機械学習を用いたアフリカツメガエルの無染色血球の自動検出